プロフェッショナル・コスメティクス

Professional Cosmetic’s

▼『コスメティックの真実』▼

現在の化粧品事情として、自然派化粧品が良く。鉱物系は悪とされています。

鉱物系の原料が悪とされていたのは、製造技術が未熟であった20年前以上もの過去の話です。
現在では、高い精製技術により原料の不純物や有害物質を取り除くことで安全性が高く、
また厚生省の厳しい基準により規制されているのが実情です。

しかし鉱物系の成分はお肌への親和性は良いとは思えません。

自然派化粧品の場合には、本当に天然成分だけを高濃度で配合した場合には非常に
高価なものとなってしまい、消費者の手のとどく価格帯ではなくなります。
また天然成分は安定性が悪く安定性をよくするために結局、合成成分が必要となるのです。
また防腐剤や抗菌剤を配合しない場合には、保存期間が非常に短くなり。
保管方法に気を使う必要性が出てきます。

また製品をオーガニック化した場合にはアンチエイジングに必要なお肌への十分な
有効成分を配合できません。


防腐剤を含まない化粧品の場合には、消費者がキチンと保管場所や使用方法を守ってもらえれば、
よいのですが、開封後の保管期間の短さと管理方法が大変です。
現実は、フタを開けっ放しだったり。お風呂場など湿度の高い場所に保管されることが多いのが
心配です。 またクリームの場合、直接指を入れてクリームをお顔につけるなどすることで、
クリーム の内部に、雑菌の混入が起こりのが心配です。

長期保存が可能な防腐剤100%フリーの化粧品をつくることは簡単にできますが、こちらもやはりお肌へが必要とする十分な有効成分を配合することができません。

結論として、すべての化粧品には1長1短があり。どれかに偏りジャンルを決めた製品作りどうかと考えられます。

用途に応じて、適切な成分で処方を組み、そして販売ルートや使用状況・そして価格帯など。これらの様々な状況に応じて適切な処方を組んでいくのが最善と考えられます。

 

▼『化粧品のジャンルではなく、それに使われている原料が真価を決める!』▼

では鉱物系に害がないかと言えばそうとは言えません。高度に精製されている鉱物系成分であれば
極端な害はないと考えられますが、原料の精製技術が低い場合には、高度に精製されている原料とは
同等ではないのです。 これは天然成分にも言えることです。

しかし天然成分に比べ、鉱物系成分はお肌との親和性があまりありません。
主に表皮を覆う目的だけで使われるため、毛穴をつまらせたり、お肌のくすみの
原因にもなりがちです。
  化粧品の真価は使われている原料の品質がポイントなのです。 精製技術と処方技術がすべての成否を
決めてくるのです。


よく、お客さまから、「特徴的な成分を配合した化粧品はないですか?」とのご質問をいただきます。
しかし、ある新しい成分原料が一つ出た場合、その新しい成分原料はその原料会社様より多くの
製造メーカーに流れるのはごく当然のことです。 

つまり原料によるオリジナリティは難しく、組み合わせ 処方、各種成分の配合率。
そして原料の精製 技術が独自の優れた化粧品を生むヒントとなってくるのです。


*他の化粧品メーカーさまへ。
未だに化粧品には、様々な論議があり。結局は最終的な効果が すべてと考えられます。
美肌倶楽部では、自然化粧品とそうでない化粧品、双方の良い面と悪い面を両面から考え適切な
化粧品を考えております。当然異議や誤解や言葉が足らない部分もあるかもしれませんが化粧品に
関する要素を総合的に客観的にとらえた結果としてのものとお考えいただければ幸いです。